【ご案内】新刊「アグロエコロジー 持続可能なフードシステムの生態学」(農文協)

アグロエコロジーチラシのサムネイル

●アグロエコロジーとは?
21世紀に入り地球環境問題と食料安全保障が重要な課題となるなか、資源やエネルギーを大量投入し、
規模と効率を追求する工業的農業が立ちゆかないことが明らかになっています。

アグロエコロジー(農生態学)とは、それらを乗り越えるサステナブルな農業生産と食料消費を実現するため、
さまざまな視点から探求する学問の
こと。「科学」と「実践」と「運動」をつなぐ新しいキーワードとして、
国際的に注目されています。

欧米に比べて「アグロエコロジー」という言葉は、日本ではまだまだ浸透していませんが、
決して日本が大きく遅れをとっているわけではありませ
ん。自然の力を高める有機農業や自然農などの
取り組みははやく、じつは
世界的にみればトップランナーでもあります。

環境問題や食料安全保障に注目が集まるなか、同じ世界観を持つ「アグロエコロジー」という考え方を
日本でも広げていきたいという思いから、今
回の出版にいたりました(農文協)

●著者:スティーヴン・グリースマン(Stephen R.Gliessman)
カリフォルニア大学名誉教授。世界的に著名なアグロエコロジーの提唱者の一人で、
慣行農業から有機農業への移行に伴う農生態系の変化を40年以上にわたり研究する。
2012年に退職。現在は、家族と共にワイン用ブドウやオリーブの有機農園を営んでいる。

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