【のんびるインタビュー】マウンドの夢、熱視線 久保田浩司さん(「甲子園夢プロジェクト」発起人、都立青鳥特別支援学校主任教諭)

甲子園夢プロジェクト 
撮影/堂本ひまり  

くぼた・ひろし さん
1966年生まれ。日本体育大学体育学部卒。
都立の養護学校、特別支援学校で知的障がいのある生徒に向き合う傍ら、ソフトボールチームの監督を務め、
東京都大会通算14回優勝、2000年からは同大会新記録となる7連覇を達成した。
著書に『あの時の野球とあの子たち』『甲子園夢プロジェクトの原点』(大学教育出版)など。

 

「特別支援学校に通う生徒に硬式野球の機会を」。
2021年に始まった「甲子園夢プロジェクト」には、
ひとりの教員”の出会いと夢”が込められています。
練習会が行われた慶應義塾日吉台野球場にお邪魔しました。

 

マウンドの夢、熱視線
久保田浩司さん
(「甲子園夢プロジェクト」発起人、都立青鳥特別支援学校主任教諭)

<「キャッチボールを教えて!」>

──「甲子園夢プロジェクト」がスタートして1年半、手ごたえはいかがですか。
2021年3月に11名でスタートして、現在は36名が参加しています。
本当に選手が集まるのか最初は不安でしたが、報道が出た日の夜、
愛知県立豊川特別支援学校に通う林龍之介選手のお母さんから
「息子が参加したがっている」と電話があったんです。
それから連日のように参加希望の連絡を全国からいただき、素直にうれしかった。
知的障がいのある子どもたちも、甲子園への夢を抱いていることを強く感じました。
─特別支援学校には硬式野球部がなく、甲子園への道は閉ざされています。

 

──特別支援学校には硬式野球部がなく、甲子園への道は閉ざされています。
特別支援学校が高野連に加盟し、
単独チームとして各都道府県が実施する予選大会に出場したことは、
これまで一度もありません。
生徒のなかには、野球の夢をあきらめる子がたくさんいるんです。
知的障がいがあっても、他の高校生と同じように野球ができるという自信をもってほしい。
そのために始めたプロジェクトです。

 

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