「介護とペットの困った」 地域での解決をめざす(特集:猫のいるまち より)

コロナ禍において、癒しやコミュニケーションを求めて
ペットを新たに飼い始める人が増えています。
一方で、動物を飼うことに伴う負担や責任について
見過ごされてはいないでしょうか。
高齢社会のペットの課題に取り組む団体を取材しました。

 

「介護とペットの困った」
地域での解決をめざす
かわさき高齢者とペットの問題研究会(神奈川県川崎市)

 

高齢者介護の現場で起きていること

2021年の調査によると、 犬と猫の推定飼育頭数は1605万2000頭。
20年、21年とも、1年以内の新規飼育がコロナ前に比べ増加しています。
飼い主の約2割は60代以上。
一方、犬・猫の平均寿命は、動物医療の充実や室内飼いの増加もあり、
14~15歳にもなるそうです。
その結果、どんなことが起こってくるのでしょうか。

「かわさき高齢者とペ ットの問題研究会」の森茂樹さんと渡辺昭代さんは、
介護現場から寄せられるよくある相談を挙げました。

・ 高齢の利用者、ふん尿の始末ができず部屋が汚い、ペ ッ トが毛玉だらけ
・ ノミがいてヘルパーが刺される
・ 犬に噛まれる、 猫がまとわりつ い てくる
利用者に手術が必要になったが、ペ ットの世話をする家族がおらず、入院を拒む
・ 毎年のように子猫が生まれる
・ 利用者のペ ットが死んだ、死んでいる

・・・続きは『のんびる』3・4月号をご購読ください。

かわさき犬・猫愛護ボランティアと協働して教育・保護・譲渡などの事業を行っている
川崎市動物愛護センター(アニマモール)。研究会はこのボランティアから生まれた

この記事は、3・4月号特集でご紹介しています。
◆『のんびる』2022年3・4月号 
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