【連載】コロナからの一歩 

イラスト/すずき律

昨春から続く観光自粛やイベントの中止などで、
障がいのある人たちが働く福祉作業所が商品の売り先を失い、
工賃の支払いや作業の確保に苦労しています。
今回は、そんな作業所応援に立ち上がったネットショップを紹介します。

イベント中止、店舗休業で売り上げ激減。福祉作業所をネットショップで応援!
きょうされん(東京都中野区)

 



作業所から「売り先がない!」の声
イベントやバザーなどで見かける福祉作業所の食品や雑貨の数々。
こうした商品の販売は障がいのある人たちの収入(工賃)になるだけでなく、
作業を通じて地震や生きがいを得る大切な機会にもなっています。

しかし、新型コロナ感染拡大の影響を受けて、
作春から全国各地でイベントなどが中止に。
外出自制も続く影響で、多くの作業所が商品の売り先を失ってしまっていると言います。

現場からの声を受けて、きょうされんが昨年3月末にいち早く立ち上げたのが
「コロナ不況に負けるな!作業所応援ショップ」(以下、応援ショップ)プロジェクトです。

「以前から運営していた『TOMO市』というウェブショップに、
コロナで売り上げが減少した作業所の商品を集めた特集ページを作りました。
小さな作業所では自分たちでウェブショップを開くのも大変ですし、
商品のPRにまで手が回らないところも多いんです。
そこで、私たちがウェブでの販売やSNSを通じて商品の魅力を伝える手伝いをしています」
と1870カ所の障害福祉事務所が加盟する
全国組織「きょうされん」の渡部伸太郎さんは話します。

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地域作業所hanaの利用者さんがスペイン風クッキー
「石けりコロロ」を製造しているようす。
写真提供/hana

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