仕分けを甲斐甲斐しく手伝うお子さんの姿も

 

9月後半の祝日の午後。
立川市内の、ある駐車場の一角に、
フー
ドパントリー用の食品を仕分けして袋詰めをするお母さんたちの姿がありました。
同市を拠点にひとり親家庭のピアサポート活
動をしている「立川みらい」が自ら食料寄付を募り、
希望する会
員に配布しているのです。
会長の篠原輝美さんに、コロナウイル
ス感染拡大下でのひとり親家庭の現状をうかがいました。

 

ひとり親家庭は “かわいそう” ではなく困っているだけです
立川みらい(東京都立川市)会長・篠原輝美さん

収入減家庭は7割超え

コロナの影響については、いろいろな団体がアンケートを行っています。
うちでも、会員(約90世帯)にアンケートを取ったのですが、
ほかの団体の調査とほぼ同じ結果が出ています。
4月の頭の時点では6割が減給・減収になり、そのうち約3割は失職しています。
9月には、さらに悪化して、7割を超える人が収入減という状態。
と話すのは、立川みらいの会長の篠原輝美さんです。

食料支援が命綱に
今年の3月からフードパントリーを月に2回ほど行っています。
誰かがしてくれるのを待つより、できることを自分たちでやろうということで始めました。
フードバンクを通して、パルシステムさんの予備野菜もいただいています。
当初の受け取り希望は10~15世帯ほどだったのが、
最近は40~50世帯ほどに増えています。

市外から片道1時間かけて自転車で来るお母さんもいます。
「食料支援が本当に命綱です」「これがないと安心できなくて」と、
お母さんたちが口々に言います。

シングルマザーの生きる技
コロナで、お金の不安は生まれたけれど、
子
どもと向き合う時間が増えたと話す方もいます。
エッセンシャルワーカー以外は登園を遠慮してほしいという圧があって、
保育園に預けられなくなった人とかですね。
子どもとゆっくり過ごして、一緒にホットケーキを焼いたりしたそうです。
逆に、子どもと向かい合い過ぎてけんかばっかりという家もありますけど。

電子レンジしか使えない子どものために、
いつも塩むすびを作って冷凍しておいたというお母さんもいました。
ラップの上から猫ちゃんやクマちゃん、ニコニコマークとかを描いておくんです。
お母さんの帰宅が遅くなって、子どもはおなかがすいちゃうけど、
「今日はクマちゃんにしようかな」とか選んで食べて待っている。
そういう知恵も、お母さんたちにはあるんです。

ひとり親家庭は、〝かわいそう〟なのではなく、
ご飯を買うお金がないから困っている、
家賃を
払うお金がないから困っている、
ただそれだけ
なのです。
・・・
詳しくはのんびる11・12月号をご覧ください。

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ひとり親のおしゃべりCafé
シングルでママ・パパとして頑張る方たちの自由な語らいの場です!
在住・在勤地の限定はなく、出入り自由の会です!

「立川みらい」が、「立川市子ども家庭支援センター」と共催しています。
今年9月に見学し
た際、ママたちからは「誰か大人と話したくて来ました」とか、
「子どものことで困っ
ていて、何かヒントがもらえれば」といった声が聞こえていました。
お母さんたちへ
の篠原さんのアドバイスが、とても心に残ったので、少しご紹介します。
「30 分で
いいから、自分のための時間を作って」「『貧乏だからできない』じゃなくて、
お母
さんの手は2本しかないから、物理的にできないことがあると伝えて」
「自分の気
持ちを吐き出す場所をもって」「子どもが寝てしまっていても、『かわいいよ』と抱きしめてあげて」
「大人っぽく見えても、まだ子どもなんだと思って接してあげて」。

■開催日 毎月第三土曜日(来年3月は第二土曜日) 午後2時~4時
■会 場 立川市子ども未来センター
■対 象 ひとり親家庭の保護者や関係者(シングルを考え中の方も)
■参加費 無料
■問い合わせ 立川市子ども家庭支援センター
(042-528-6871)または、立川みらい事務局(090-2247-4188)

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立川市ひとり親家庭福祉会立川みらい
【年会費】一世帯あたり 1,200円
【事務局】〒190-0022 東京都立川市錦町3-2-26 立川市子ども未来センター 協働事務室内
【TEL】090-2247-4188
【Eメール】tachikawamirai4188@gmail.com
【FB】@Tachikawa.mirai

ご寄付による支援をお願いいたします。
【寄付の振込先】
多摩信用金庫/南口支店
普通預金:3359099 
口座名義:タチカワミライ
※ご寄付の際は、メールまたは電話等でお名前や連絡先をお知らせください。

 

この記事は、11・12月号特集でご紹介しています。
◆『のんびる』2020年11・12月号 
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