認知症予防より「なっても安心」な地域を(特集より)

特集

認知症予防より「なっても安心」な地域を

のんびる2017年5月号特集「尊厳を守る介護」でご紹介した「オレンジカフェKIMAMA」。本誌読者の岩瀬はるみさんが、市民活動団体「ZUTTO-KOKO」の仲間とともに運営する認知症カフェ。毎回、ミニコンサートやハンドクラフト、学習会などの企画を盛り込み、飲み物と共に、岩瀬さん手作りのシフォンケーキが供されます。

 撮影/持城壮

地域に開かれた場で開催

─オレンジカフェは自宅開催ではないですね。

岩瀬さん:本当は、オレンジカフェも自宅でやりたかったのですが、開くにはちょっと狭いんです。専門職のスタッフによる相談コーナーも作りたかったし、アロマテラピーのハンドトリートメントもやりたかったので。

認知症への思い込みには注意して

─これまでもオレンジカフェで、認知症のご本人と交流を深めてこられたそうですね。

岩瀬さん:高齢者施設で開催していたとき、いつも参加なさっていた利用者さんの何人かが、場を移動してからも来てくださっていました。オレンジカフェに来るとどんどんお顔つきが明るくなって饒舌になり、お元気になって帰られるのが印象的でした。

 

オレンジカフェKIMAMA                                                                                                                   
【会場】世田谷区桜丘区民センター談話室                         
【開催日時】毎月第2土曜日 13:30 ~ 15:30                     
【参加費】500 円(飲み物とシフォンケーキ付)                      
【お問い合わせ】03-3439-1650(岩瀬)

撮影/持城壮
写真提供/ZUTTO-KOKO(カフェ写真)



この記事は、5・6月号特集でご紹介しています。

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