
弱さを絆に
コミュニティホーム べてぶくろ代表 向谷地宣明さん
「コミュニティホーム べてぶくろ」(東京都豊島区)では、
元ホームレスの人たちや障がいなどで生きづらさを抱えた人たちや
そうでない人たちも、ともに交わりさまざまな活動をしています。
いっしょにご飯を食べたり、当事者研究をしたり、イベントや遊びも。
ここでの活動を土台に、グループホームや就労支援の事業所も誕生しました。
代表の向谷地宣明さんは、27歳のときにここを立ち上げました。
むかいやち・のりあき
1983年北海道生まれ。東京の大学を卒業後、
株式会社エムシーメディアン代表取締役。
2010年からは東京池袋でコミュニティホーム べてぶくろを運営。
特定非営利活動法人BASE 代表理事。
当事者研究って?
障がいなどをもつ当事者たちが、
自身の苦労や困りごとを語り、
ホワイトボードに書き出し、
参加者みんなで眺め語り合います。
そこから苦労の起き方のパターンや意味を
自由に考えていきます。
◆コミュニティホーム べてぶくろ
〒171-0043 東京都豊島区要町1-45-18 中川コーポ1階
https://www.bethelbukuro.jp/
掲示された「理念」には、
「言葉を変える、振る舞いを変える」
「笑う力―ユーモアの大切さ」などの言葉も。
撮影/堂本ひまり
この記事は、1・2月号特集でご紹介しています。
◆『のんびる』2020年1・2月号 目次
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