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「海がめ物語」−心の居場所をめざしてー
「海がめ物語」は昨年夏に栃木市にオープンしたコミュニティカフェです。「若者も高齢者も子育て中のママも、そして精神障がいと共に生きている人たちも気軽に交流し、自分らしくいられる居場所を目指しています」と紹介されています。
「心の居場所」といえる場所があれば心強いものです。きっとそこには損得なしに自分の悩みや話を聞いてもらえる人がいるかもしれません。そのうえに、おいしくてしかもリーズナブルな料金で食事をたのしめる場所、「海がめ物語」はそんな場所なのでしょう。
エスニックカレーもおいしそうです。パスタ類や定食など選ぶのに迷うほどなのだそうです。飲食店の経営は確かに大変そうですが、地元の方に支持されながら、お店の魅力をますます高めていっていただきたいものです。栃木に行ったら、ぜひ寄ってみます。
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酢を上手に使って爽やかごはん
こんなときには爽やかなご飯が食べたいですね。
すっぱいのが苦手な人も大丈夫な酢を使ったあれこれを。
今回使ったのはワインビネガー・米酢・バルサミコ酢

まずは「生クリームソース」
こってりしがちな生クリームのソースもワインビネガーを使うことですっきりさわやかな美味しいソースになります。

長ねぎを1本、小口切りにして菜種油で、焦がさぬようにじっくりいためて甘みを出します。

そこに白ワインビネガーを大さじ1強入れて煮立てます。煮立てることですっぱさが減りうまみが残ります。


生クリームを入れてぐらぐらしないように温めて、塩コショウで味を調えたら出来上がり。
シーフードなどの具材を入れてパスタに
今回は生サケをボイルして上からかけました。

これから食欲のないお昼ごはんに重宝しそうな「韓国風そうめん」
ボールにコチュジャン小さじ2、酢:しょうゆ:氷水を1:2:4で混ぜたらもう出来上がり。


このタレに千切りのきゅうりや貝割れ、しょうがの千切りや青ねぎの小口切りをたっぷり入れて、


ゆでたそうめん(細いうどんでもOK)にかけていただきまーす。


あっという間に食べられる、甘味のないたれが爽やかなそうめんです。
コチュジャンの量はお好みで、ゴマをかけても美味しいですよ。
もうひとつはトマトサラダ。
何と言うことはないものですが切ったトマトをバルサミコ酢、塩、胡椒をあわせたものに、薄切りのたまねぎと共に漬けこんで冷やしておきます。

それだけですが、オリーブ油をちょっとかけて、とても美味しいサラダになりました。

ワインビネガーやバルサミコ酢が戸棚に眠っていたら、ぜひいろいろなお料理に活用してみてください。
(浅越 美枝)
2009-06-24 08:59:08 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
枇杷が 生りました
8年前、家を建て直した際に知人が実生の小さな苗木をくれたもの、
昨年初めて3個実がつき、今年は小さいけれどたくさん生りました。
4月末には緑でしたが、

今はこんなにきれいな色です。

少しだけ採ってみると・・・今日の収穫ですね。

追熟も日持ちもしないので、あわててシロップ煮に。
皮と種をはずして

レモンと砂糖を加えて煮るだけ

結構美味しく出来ました。

種は・・・洗って水気を拭いたらホワイトリカーと氷砂糖に漬けます。
とっても香りが強いのでアマレット酒のような味わいに。

のどの痛いときにも良いそうなので、
およそ半世紀!合唱を続けている姉におすそ分けする予定です。
枇杷は中国原産のバラ科の植物で、日本には9世紀には伝来していたようです。5月から6月が旬。
実にはベータカロテンやカリウムが豊富で、ポリフェノールの一種タンニンも含まれていて抗酸化作用も期待できるとか。
また、葉にはサポニンやアミダグリン(ビタミンB17)などが豊富で「大薬王樹」とも呼ばれて民間療薬として有名ですね。
実を堪能したら葉でビワ茶を作る予定です。
枇杷の実の甘い香りに蜂や小鳥がやってきています。
季節を感じるひとときです。
(浅越 美枝)
2009-06-12 15:12:49 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
新たまねぎは美味しい!vol2
前々回にもご紹介しました新たまねぎの簡単レシピ。
今回もとっても簡単で新たまねぎのよさが味わえるものを2点紹介します。
まず、「そのまんま蒸し」
ざくざく切った新たまねぎを器に入れて蓋(ラップ)をしたら

電子レンジでチン(たまねぎ1個で3〜6分位)

熱々に塩とオリーブ油、こしょうをかけて出来上がり。

食べてみたら・・・さわやかな甘さにビックリ。
料理ともいえないくらい簡単ですが、新たまねぎそのものの美味しさを味わえます。

次もとっても簡単な「チーズ焼き」
たまねぎは半分に切ってから横にざくざくと。
マヨネーズで合えてから溶けるチーズをのせて

オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら出来上がり。

これも料理ともいえないようなものですが
新たまねぎのしゃきっと感と甘さが生きています。

もう一皿何かほしいというときや忙しいときの副菜にぜひどうぞ。
もちろんビールやワインにも合います。
(浅越 美枝)
2009-06-06 10:05:08 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
食が真ん中にある
全文すべて良いことが書かれているので、ここに引用して紹介します。
見出し
社員は会社の宝
本文
ある大会社の担当者に「社員が元気ないんです。うつ病や成人病も増えています。どうしたらよいでしょう」と相談されました。答えは簡単明快、「畑と食です」。過重労働や責任問題などで、ストレスはかさむばかりです。食事や睡眠もままならぬ様子。これが先進国の大会社の実態ですから、いかに皆無理をしているかがわかります。「おたくの社員食堂はおいしいですか」と聞くと、「恥ずかしながら・・・」と困った顔で口を濁しました。
以前から気になっていましたが、会社にとって社員とは何でしょう。社員ひとりひとりの健康こそ、会社の宝だと思います。
米サンフランシスコの刑務所の囚人たちが、畑仕事で野菜と触れ合い、それらを食することで穏やかになり、健康になった、というルポルタージュを読んだことがあります。犯罪に至るまで、野菜など口にしたことがなく、すさんだ生活をしていた彼らが、野菜の力で癒され、社会復帰できたのです。
食生活は人生に大きく影響します。ある年齢を過ぎると「食べることが何より楽しみになる」とだれもが異口同音に言います。食が、人生の、職場の、地域の、そして国の真ん中にあるようにできないのでしょうか。
野菜や果物にあふれた社員食堂で体をきれいにし、週末には家族そろって会社が契約した畑で農作業。こんな毎日を暮らせたら、心から感謝して快活に働けるはずです。野菜によって社員が育てられます。
どうです?夢のある言葉だと思いませんか。
この棚橋さんのコラムが私の胸に深く落ちたのは、私がここに書かれたのと似た経験をしたからです。
私が2年前までパートで勤めていた高齢者福祉施設は、社員食堂の食事が粗末なものでした。私は正社員ではありませんでした(その会社の経営する一事業所の登録ホームヘルパーでした)から、その社員食堂で食事を取るということがなかったので、私自身がその食事を口にしていたわけではありません。
正社員でホームヘルパーをしている人が言っていたのです。「お昼は社員食堂の方で作ったお弁当を持たせてくれるのだけど、不味くてとても食べられたものではないから、それは食べないで(捨てて)、コンビニでお弁当やおむすびを買って食べる。会社に払う食費とコンビニ弁当代と、二重に食費がかかって苦しい」と。
実は、その事業所は以前は別の場所にあって、正社員にだけお弁当を取っていたのです。その頃は事業所が私の家の近くにあったため、訪問介護の仕事の合間に、つまり昼時、よく立ち寄りました。すると丁度、正社員の食事時と重なりました。私もよく一緒のテーブルで、持参したコンビニ弁当を食べたことがあります。
すると、社員の一人が、(前出の人ではなく、他の社員でしたが)私に「私は今、食欲がないから」と言って、自分のお弁当を「食べてくれ」というのです。私は正社員に対しては、また先輩に対しては、何でも素直に対応するようにしていたので、すすめてくれるものを無下に断ることもできずに、自分の持参したお弁当は持ち帰ることにして、そのお弁当を喜んでいるふりをしていただきました。しかし、お世辞にも美味しい物ではありません。「このお弁当が安価なのは、スーパーなどの輸入食材の売れ残り野菜を使って、化学調味料で適当に味付けして作ったんだろうな・・・」などと、自然と想像してしまう程のものなのです。
その正社員が何故こう度々私に、そのお弁当を押し付けるのか、理由がわかるような気がしました。
その後、その介護事業所は経営不振に陥ったため、その土地から撤退し、母体の会社の建物の中に移転しました。それで、正社員のヘルパーさんたちはお弁当業者からお弁当を取るのをやめ、その会社の社員食堂のお弁当を持ち歩くようになったのです。しかるに、前述のように、「とても食えた物ではないから捨てて、コンビニ弁当を買っている」というような声が聞こえるようになったのです。
いろいろあって今、私は別の老人介護施設で働いています。ここは、食事内容が素晴らしい。私のようなパートも社員食堂で正社員と一緒に食事することができます。今の私は以前勤めていた事業所にいたときと打って変わって仕事に誇りを持ってやる気をもっています。
ほんとに、棚橋さんのコラムの通り。「社員は会社の宝」という心は食に反映されるのです。
「食が、人生の、職場の、地域の、そして国の真ん中にあるように・・・」についてこれから折に触れて私も考えていきたいと思います。(山本豊美)
2009-06-04 04:12:56 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう@山梨」
学校の心臓検診
心臓健診の際、「セクハラ行為があった」と女子生徒が学校側に申し出た、というショッキングな話題から始まります。実際お年頃の年代ですから、検査のためといっても確かになかなか積極的にはしたくないものでしょう。実は、学校での心臓検診が「生徒の命を守る」大切なものなのだそうですが、確かになかなかその実態は伝え切れません。
このことに限らず、たとえばセクハラといったことはお互いの人間関係や信頼関係が大きく影響してきます。松尾さんが書かれているように、「まずその健康診断を何のために受けるのか」という点を理解できるような配慮が必要なのだと思います。
健康診断における"インフォームドコンセント"は、説明責任を求められる昨今、確かに重要な視点だと思いました。
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今だけ味わえるあまーい新たまねぎ
真っ白でみずみずしい新たまねぎの甘さも今のものですね。
こんな新たまねぎは手をかけずにそのまま味わうのが一番。
まずは焼きたまねぎ
ざくざく切って空焼きしたフライパンで焼き色がつくまで焼きます。

フライパンのあいたところにちょんちょんとオリーブ油をたらしてちょっところがしたら出来上がり。
油を野菜の上からかけるとべたべたになるのでご注意を。
塩を振って召し上がれ。

同じように焼いた茄子も一緒に。
アスパラガスやカブ、ミニトマトなども同じように焼くと美味しいですよ。
もうひとつ「丸ごとスープ煮」
皮を剥いたたまねぎを丸ごとチキンスープと黒粒胡椒、ベイリーフと共に火にかけます。

ことことゆっくり煮たら出来上がりにミニトマトを加えてひと煮。

火を止めるときに塩で調味したら出来上がり。

新たまねぎでなくても出来ますが、このとろけるような甘さは格別。

そのほかにもちょっと厚めにスライスして、(あれば)すき昆布やおかかとポン酢かドレッシングで食べるサラダもこの時期のお気に入りです。

スライスした新たまねぎをチャーハンの出来上がりに加えてみたら・・・
たまねぎの甘さとしゃきしゃき感がとても美味しいことが判明。
お試しあれ!

手間をかけずに味わえる季節の贈り物、
新もの野菜のさわやかな風味をたっぷり味わってくださいね。
(浅越 美枝)
2009-05-24 11:57:42 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
お茶の産地・掛川の旅
のんびる5月号取材より
薫風香る季節になりました。
今回NPO法人「あったかキャッチボール」の主催する産地訪問は
お茶の生産者を訪ねる旅。
一足早く静岡県掛川の製茶業 株式会社「山英」にうかがってきました。
「山英」の社長 山崎英利さんの案内で契約農家の茶園へ。
さすが見渡す限り「茶畑」です。

現在茶の木は品質を管理するため挿し木で増やすそうで、9割以上がクローン!(知りませんでした)
現在日本中の茶畑の面積は農耕地や牧場の1%。しかしその1%の茶畑がなんと温室効果ガスの50%を排出しているのだそうです。
そもそもお茶の栽培には窒素が必要なのですが、
その過剰施肥によって土壌はぼろぼろ、地下水は汚染されてしまったのです。
地力を回復し、土壌屋地下水を汚染しない方法は無いだろうか?

そこで環境を破壊せず安全で美味しいお茶を作るには土作りからと、「山英」の会長山崎定次さんによる「SADAJI農法」が生み出されたということです。

地域の竹やぶから土着菌を採取、様々な工夫を加えて作った土壌改良&肥料(有用土着菌培養肥料)です。

これを使った茶園の土はふかふか、茶葉の緑も濃く生き生きしています。

今回の旅では茶園での「新茶の摘み取り体験」も出来るとか。
おまけにその新茶を特別料理で味わえるそうです。
お茶尽くしの特別料理、ちょっとお味見させてもらいました。
「つま恋」内のレストランで供されるもので、
今回洋食のコースをいただきました。

まずは「お茶のアミューズ」

「焼津直送 ヅケ鮪お茶ポン酢おろしオイル 2種の大根添え」

「駿河湾 黒むつポアレ茶香焼 海草風味ソース お茶リゾット添え」

「御殿場 富士の湧き水ポーク 焙じ茶煮込み」

「お茶パンと茶々バター」

「特製 お茶デザート」
主要な食材も静岡産のもの、静岡の山の幸海の幸を丸ごといただけます。
一つ一つに工夫が凝らされ、本当に美味しく優しい味わいでした。
この旅限定の特別料理、これはお勧め!です。
次回は、この旅のもうひとつの魅力、江戸の面影を残した東海道五十三次二十五番目の宿場「日坂」のまち歩きを紹介します。
(浅越 美枝)
2009-04-22 09:13:08 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
春キャベツを満喫
ふんわりとやさしい甘みを存分に味わいたいですね。

まずは「これぞキャベツ!」を味わえる蒸し煮。
キャベツを放射状にざくざくと切り、なべに入れたらキャベツの半分ぐらいまで水を入れてきっちりふたをして火にかけます。


ふつふつとしてきたら極弱火でしばらく蒸し煮に。
ゆで汁が「キャベツ!」の味がして、キャベツが透き通ってきたら出来上がり。


塩・胡椒・オリーブ油をかけて召し上がれ。
キャベツの持つうまみだけで、本当に美味しく出来上がります。

次は外側の葉を使った春巻き
柔らかい春キャベツといってもやはり生でむしゃむしゃするにはちょっと固めの外側の葉。

みじん切りにして塩でもんだら水気を切ります。
コンビーフとカッテージチーズと共に春巻きの皮で包んで揚げるだけ。



ビールのお供に・
いつもの具を入れたものと盛りあわせて夕食のおかずに。

手軽に食べられ季節を感じさせる春キャベツ、
ぜひ丸ごと買って毎日の食事でたっぷり食べてください。
(浅越 美枝)
2009-04-14 11:04:16 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
我が家で花見
小さな「庭桜」と

「しだれ桜」が満開になりました。

向かいの山の山桜を借景に

質素なおにぎり弁当でお花見です

かわいいおにぎりに混ぜたのは鮭のそぼろと青菜のふりかけ
焼き冷ましの余りものの鮭
ほぐしてお酒をたっぷりめに入れてそぼろに煎り付けます。




大根の葉はさっとゆでてみじん切り、チリメンジャコと一緒にいりつけて出来上がり


あとは玉子焼きとこんにゃく、ちくわなど冷蔵庫にあったもの。
なんてことは無い質素なお昼ですが、
庭で食べるとなんだか美味しい

桜がご馳走のひと時でした。
(浅越 美枝)
2009-04-06 13:08:07 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
一本のウドを食べつくす
これで春の献立を

まずは穂先でてんぷら

塩がおいしいですが、お好みで天つゆでも
今回はアスパラガスの穂先も一緒に揚げました。

今日もビールがおいしい・・・
皮は厚く剥いてきんぴらにします。

結構繊維が硬いので、繊維を断ち切るように横に切りましょう。


軸の部分はもちろん薄味で煮ふくめたり、生でサラダや和え物にするのが王道でしょうが、
今回はほかの春野菜、新にんじんやアスパラガス、セロリ、そしてヤリイカとともに炒め物に。

春なので、あっさりと塩味にしましょう。
イカは適当に切って片栗粉を薄くまぶしておきます。
菜種油を熱してイカをさっといためて取り出します。


しょうがと野菜をいためて、イカを戻したら


紹興酒(日本酒でも)と塩で調味して出来上がり。

いためすぎないでしゃっきりとしたほうがおいしいですよ。
今おいしいうど、独特の香りと歯ざわりを楽しみましょう。
(浅越 美枝)
2009-03-30 13:53:39 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
一冊の本「イラクは食べる」
ちょっと意表をつく題名に引かれて購入した本です。
イラク戦争開始からおよそ6年、最近ではニュースでもあまり報道されなくなりましたが、いまだに政情は安定せず、アメリカ軍の駐留のもと混乱は続いているようです。
自爆テロ、宗派や民族の抗争など、どこかこの日本とは遠い世界のようにも感じてしまいます。
けれどこの国の人々も日々仕事をし、食べ、暮らしています。
ついマスコミ報道で表される非日常の場面でしかイラクという国を捕らえてこなかったのですが、当然人々は毎日の暮らしがあるということに気づきます。食卓という日常からイラクという国におきている非日常の側面とそこに暮らす人々を活写している作品だと思います。
チグリス川の鯉を使った「マスグーフ」といわれるイラク独特の魚料理から始まって子羊一匹にご飯の詰め物をしたお祝いの料理クーズィー、ファルージャで有名だったカバブ、ご飯にかけて食べるオクラのトマトシチューなどが、その食を通したイラクの生活、政情とともに語られています。イラクとイランにはご飯を食べるなどの共通点がたくさんあること、イラクから周辺の外国に逃げ出す人々が絶えないこと、そしてアップサイドダウンケーキのご飯版ともいえる「マクルーバ」と呼ばれるひっくり返しご飯。鍋の底にゆでた羊肉、トマトやナス、たまねぎなどの野菜の上に米を乗せて炊き、最後にひっくり返すという料理になぞらえて、戦争以降イラクで起こった出来事はイラクを上手にひっくり返すことが出来ず民族も国家も社会も目茶目茶にひっくり返ってしまったと書かれているのが印象的でした。
そしてイラクのアイデンティティを感じさせる、ナツメヤシをたっぷり入れた「クレーチャ」というお菓子。国外に出たイラク人が、ばらばらに崩れても大切にしていると聞くと切なさも感じます。
駐留しているアメリカ兵たちはこんなイラクの人々の食を味わうことはないのでしょう。イラクをイラクの人々の心を理解するのに、食べ物は大きな要素を占めるのではないかと思いました。

(浅越 美枝)
2009-03-24 14:20:03 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
春が来た−心も身体も目覚めるとき
雨が降れば春雨、風が吹けば春一番、この時期雷さえ春雷
春を待ち望んだ昔の人の心を思います

ところが春は体調を崩しやすいのも事実
なんとなく眠い・だるい・しゃきっとしない・・・
気温や日の長さの変化と身体のギャップや
冬の間鈍っていた新陳代謝が活発になるのに伴い体内のビタミンが不足するとかいろいろいわれています。
なにはともあれ、眠たい身体とボーっとしている心にしゃきっと効きそうなのがこの時期の野菜や山菜たちの苦味
苦味成分は冬眠していた細胞を活気づけ、冬の間に溜まった老廃物を排出して新陳代謝を活発にするといいます。
春の大地からにょっきり出てきたフキノトウやアスパラガス、そして山ウドに土筆・・・。

どれもたらだを目覚めさせる力を持っているような気がする食べ物です。
手軽に食卓にのせられる「山ウド」。
90%以上が水分ですが、食欲増進、整腸作用、新陳代謝の促進、そして体を温める作用のある成分が含まれているとか。

特に先っぽのほうをてんぷらにしたものは我が家の人気No.1です。
生食やゆでて食べるときには皮を厚く剥きますが、もちろんこの皮もキンピラやかき揚げに。余すところ無く食べられる春の野菜です。
おいしく食べるコツはあくを抜きすぎないこと、加熱しすぎないこと、香りと歯ざわりを大切に味わいたいですね。
山うどのほかにもフキノトウや、せり、ふきなどこの時期にしか楽しめないものが多いですから、うんと貪欲に楽しみましょう。
2009-03-24 12:59:31 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
あっという間のあんかけご飯
こんな日の昼食に、我が家でよく作るのがあんかけご飯。
冷蔵庫にあるものを使って5分もあれば出来てしまう簡単ご飯です。

材料は白菜・豆腐・カニかまぼこ(ちょっと贅沢にカニ缶でもホタテでももちろんOK)
しょうが、鶏がらスープのもと・塩・胡椒・片栗粉
白菜は細く切っておきます。軸のところは柔らかいのが好みなら横に、しゃっきりしたのが好きなら縦に切ります。


なべに菜種油をひき、しょうがを入れて香りが出るまで炒めます。

白菜を入れて油が回ったら、水、鶏がらスープ、カニかまぼこを入れましょう。


煮立ったら豆腐を崩しいれて煮ます。


味を調えて、水溶き片栗粉でトロ味をつけたら出来上がり!


コクがほしいときは仕上がりにごま油をたらすとおいしいですね。
温かいご飯にかけて召し上がれ。

もちろん、ほかにも椎茸などのきのこ類やたけのこ、にんじんなど何を入れてもよいのですが、これが基本形ですね。
財布にも優しいレシピです。
チャーハンにかけたり、とろみを薄くしてスープにしても。
昼は私の母と二人ご飯が多いので、こんな食べやすいメニューがよく食卓にのります。
しょうがととろみで温まるご飯です。
(浅越 美枝)
2009-02-23 14:36:50 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
まだまだ冷え込む夜にはあったか大根ポトフを
美味しかった冬野菜もそろそろ食べ収め・・・
今日は時間はかかるけれど手間のかからない大根ポトフ。

材料は大根・人参・玉ねぎ・長ネギ・セロリ・牛すね肉・にんにく
ローリエ・白ワイン・塩・胡椒
牛すね肉は大きめに切って塩、胡椒をしてしばらく置きます。

輪切りにした人参、適当な大きさに切ったセロリや長ネギ、たまねぎを鍋に入れましょう。

その上に牛すね肉、輪切りに切った大根の順に入れてつぶしたニンニクとセロリの葉を乗せます。

白ワインを1/2カップと水をひたひたに加え、ローリエ、塩、胡椒を入れて強火にかけます。

沸騰したら弱火にしてアクをすくいながら30分後にセロリの葉を取り出して、約2時間ほどことこと煮込んだら出来上がり。


スープの素なんぞ入れなくても美味しい!牛肉だけでなく野菜からも美味しいだしがたくさん出るようです。
何かことこと煮ている時間、私は大好きです。
この料理は時間が美味しくしてくれるのかもしれませんね。
特にとろけそうな大根が美味しい料理です。
旨味をぎっしりとまとったポトフ、フウフウ食べてあったまってください。
(浅越 美枝)
2009-02-20 18:20:38 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
食農共育(しょくのうともいく)を始めませんか
「NPO法人コミュニティースクール・まちデザイン」理事長 近藤恵津子(こんどう えつこ)さんの講演「冷蔵庫の中から見える『食』」というテーマの講演でした。
映画の前の30分間という短時間の講演でしたが、内容が良くまとめられており、近藤さんの話し方・声・話運びが素晴らしいので、「近藤恵津子さんて、どういう人なのだろう?」と思いました。
会場に入るとき受付で配布された資料を読むと、元多摩南生活クラブ生協の理事長をされた方なのです。
その近藤さんが現在理事長をつとめている「NPO法人コミュニティースクール・まちデザイン」=「NPO法人CSまちデザイン」は、2002年より小中学校の総合的な学習の時間で「食育」をテーマにした出前授業を行っているのです。なるほど。
わたしも「この講演は是非たくさんの学校や地域でして欲しい」と思ったものですが、こんなに上手な講演はさぞかし好評に違いありません。
出前授業の内容や方法を紹介した本「わたしと地球がつながる食農共育」も出ていますので、関心のある方は問い合わせてみてください。
わたしが感動したお話も、大体似たような内容で、その本の中に盛り込まれていると思いますので、このブログでは講演内容の紹介を省きます。
本や講演に関しての問い合わせ先
NPO法人コミュニティスクール まちデザイン
電話:03−5355−3098
ちなみに、「食農共育」(しょくのうともいく)とは「NPO法人CSまちデザイン」の造語だそうです。食(消費)と農(生産)をつなぎ、共に育み合う「食農共育」がとても大切だという思いを込めて命名したとのこと。
さて、近藤さんの素晴らしい講演のあと、映画「いのちの食べ方」の上映が始まりました。
一瞬「?」と思ったのは、一般の劇場映画館と違って、こういう公民館で行う上映会では、本編の映画に他の映画の予告編はついていないものだと思っていました。ところが、ドイツ映画など数本の外国映画の予告編が上映されました。
わたしには「18以下禁ズ」と感じられるようなシーンもあり、会場内の、小学生を連れていらした親御さんの心中、おだやかでなかったのでは?などと老婆心を。オット、余談ですみません。
映画「いのちの食べ方」は2005年にドイツで作られた映画で、ただ淡々と食の生産現場を追ったもの。世界的に高い評価を受けた映画です。
2007年から日本でも全国で上映され話題を呼びました。
わたしは今回はじめて見て、日本の食の生産現場と違うと感じる箇所もありましたが、養鶏場の光景など、似ていると思うところもかなりありました。
印象的だったのは、時折挿入される、生産現場の作業従事者がランチを取っている光景。日本のお昼時、工場などでお弁当を食べている人たちの光景を思い出すと、この映画の昼食光景は、何か・・・寒々しいのです。主食がパンの国とご飯の国との違いかしら・・・。
とにかくご飯のお弁当は、おかずがいろいろで、ご飯自体だってしっとり潤いがあるし、もっちり感もあるし・・・。「ああ、日本のお弁当のうまさを知った自分がこうした国のパサパサした簡素なランチを毎日食べなくてはならなくなったらどんなに辛いことだろう・・・」なんて思いつつ見ていた私です。
ともあれ、映画「いのちの食べ方」は世界中の肉や野菜の生産現場がどうなっているのかを、俯瞰的に考えるには大変よい映画だと思います。まだ見ていない方は是非。この映画のDVDも出回ってるようです。
「昭島市映画を見る会」は昭島市内に昨年(2008年)発足した、良質な映画を見たい人たちの集まりです。第1回上映は日本映画「青空」。第2回目が今回の「いのちの食べ方」です。
この会は、単なる映画好きの集まりにしては、骨太な感じで、近藤さんの講演の時にも手話通訳がついたり、全体に保育の用意もあったり・・・たくさんの人が協力していたのです。
最初、受付で渡された資料は上映協力団体から8種類の資料がありました。少なくても8つの個人・団体がここにネットしていたのですね。
演劇グループ、フェアトレードショップ、農民運動全国連絡会・・・などなど。
その中で、わたしに、特に役立つ資料がありました。昭島市市民部 産業振興課が発行した「昭島市 農畜産物 生産・直売マップ」というもの。

近藤恵津子さんの講演で、「フードマイレージ」に関して考えさせられ、「やっぱリ地産地消よね!東京に住んでいる者として、足元の東京都の、そして東京近郊の農地、生産者を大切にしなくては!」としみじみ感じ入った目に、この資料。本当に有難いです。
昭島市の地元生産者の生産したものを直売している場所の地図だけでなく、主な農産物の販売時期の一覧表とか、もぎ取り・掘り取りの農園や、時期なども載っています。
こうした農(生産)と食(消費)が結びつく案内マップがどんどん他の市でも出てくることを期待し、わたしはそれを集めたいな、と思います。もし他の市で出している「直売マップ」をご存知の方がいらしたら山本までご一報ください。
旬の野菜市などの情報をここのブログで紹介していきたいと思いますので。
今年1月から、こういう素敵な出会いがあって、いよいよ、わたしは地に足をつけたブログが出来そうかな・・・なんて思っております。皆様、どうぞ応援してくださいませネ。(山本豊美)
2009-02-05 01:29:09 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう@山梨」
町のスープカフェ「たねず」
のんびる1月号の取材より
JR蕨駅から数分のマンションの1階にあるコミュニティカフェ「たねず」。
ボリュームたっぷりの優しいスープが評判のお店です。


自慢は国産鶏がらと国産野菜をたっぷり使って作ったロールキャベツや季節スープと美味しいケーキ。

障がいの有無にかかわらず同じ立場で仕事をする仲間NPO法人「働く仲間・種s」が運営しています。
ここでトレーニングスタッフとして毎日働いているつばさ君
発達障がいを持った彼ですが、正確で几帳面な仕事振りで、今では他のスタッフよりお店のことを熟知しているとか。

ボランティアスタッフと共にお店を運営している代表の矢作さんとつばさ君です。

彼にコーヒーを淹れてもらいました。丁寧に淹れてもらったそれは普段我が家でコーヒーメーカーにまかせっきりのものとは全く違い、深くて豊かな香りと味がしました。

午後早い時間には一番人気のロールキャベツは売り切れ。

大きな窓からは午後の日差しが優しく
美味しいコーヒーを前にゆったりした時間が流れていました。

2009-02-01 11:06:58 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
一皿で温まるスープはいかが?
こんな日は、一皿で温かくておなかも満足するボリュームスープはいかがでしょう。
芽キャベツとミートボールのころころスープ。

材料は、芽キャベツ、玉ねぎ、挽肉、卵、パン粉、牛乳、きのこ類(エリンギやしいたけ等)大根
芽キャベツはさっと茹でておきます。


みじん切にした玉ねぎはオリーブ油でいためます。


その半分をボールに入れて挽肉やパン粉、卵を入れて塩コショウで味付けしたら一口大に。


オリーブ油でこんがり焼いておきます。美味しそうな色がつけば、中まで火が通らなくてもOKです。


半分の玉ねぎときのこ類、大根を鍋に入れ、チキンスープを注いだら、ミートボール、芽キャベツを入れます。



ことこと煮て、塩コショウで味を整えたら出来上がり!


簡単でボリュームたっぷりのスープ煮込み、寒い夜にはしっかり食べて温まってくださいね。
(浅越 美枝)
2009-01-26 18:00:25 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
あけましておめでとうございます

新しい年が始まりました。
昨年は農薬入り冷凍餃子事件に始まり、産地・原材料の偽装や賞味期限の改ざん、汚染米・・・食の安全を脅かすことが続きました。
食糧小国としてのわが国の現状を思い知ったことも度々でした。
企業側の体質、モラルや行政の抱える問題点などが浮き彫りになった一年でもありました。
でも肝心なのは我々消費者がきちんと知り、判断し選んでいくことなのではないかとも思えます。
自らの健康と命を守ること、そして食文化を守り次代に伝えていくことは「誰か」に「なにか」をしてもらうのを待つだけではなしえません。
もちろんきちんと声を上げていかねばなりませんが、「何を」選び「どのように」食べるか、選び取っていくのは私たち自身なのだということも忘れてはならないと思います。
新年早々ちょっと堅い話になりました。
「食べることは生きること」との思いを新たにして一年をはじめたいと思います。
皆さんの食への思いも聞かせていただければと思っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(浅越 美枝)
2009-01-04 12:55:16 この記事のURL 「シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー」
葉山の朝市

きょうは日曜日に早起きして楽しむ、朝市をご紹介しましょう。
場所は神奈川県三浦郡葉山町の葉山港。毎週日曜日に行われています。
7時30分ごろ到着。
ときにはかなり早くから並ぶ人もいるそうですが、年末だからかそんなに人出は多くありません。
行列しているみなさんのお目当ては、CHAYAのタルトとケーキの切り落とし。

【順番に椅子に腰掛け、タルトや切り落としを待つ人たち】
私の前に並んでいらした横須賀市在住の出口和美さんも、タルトなどの常連だそうで、「ほんとにおいしいですよ」。
でも、この日はCHAYAの方が「きょうは、クリスマスケーキの仕込みの関係で、タルトと切り落としの販売はありません。ご了承ください」
それを聞くと、行列から「えーっ」とがっかりする声が。そのまま帰ってしまった方も何人かいました。残念。またの機会にしましょう。
2008-12-22 01:52:14 この記事のURL 「こころが、ちょっとほっとする地域活用法」

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