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活動のジャンル > 「心」 のブログ記事一覧

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介護☆同行二人<病院で観客四人の朗読会>

誤嚥性肺炎で8月中旬から9月いっぱい入院していた夫が、10月21日の夜からまた肺炎で入院。酸素吸入器、点滴、尿道カテーテルをつけて動けない夫のために、何か気持ちが晴れるようなことをしてあげたいなと思いました。日に日に無表情になっていく姿に、『生ける屍』という言葉さえよぎって胸がきりきり痛むのです。

そこで五日前のこと、たまたま持っていた人生論のような本を、夫の枕元で声に出して読んでみました。うっとうしいようだったら止めようと、表情を窺いながらです。
一章を読んで、「疲れる? 止めようか?」と訊きますと、なんと、「読んでいいよ」と返事がかえってきたのです。

次の日から、夫に童話の短編の読み聞かせをはじめました。
今日(8日)のことです。大声では四人部屋の病室の他の三人の患者さんに迷惑になるので、声を抑えながらある短編作品をひとつ読み終え、「もう一作読む? どうする?」と訊きました。
すると、「読んで下さい」というはっきりした返事が。でも夫ではありません。向かいのベッドの患者さんです。

私はその方の傍に行き、「ご迷惑じゃありませんか?」と言いますと、「面白いよ、もっと読んで下さい」と答えられたのです。「えー、いいんですかぁ」と言いながら、そのお隣りのベッドの方にも視線を向けますと、その方もにこっとして頷かれるではありませんか。あとの一人の方は眠っておられましたが、起きておられたらきっと「いいよ」と言って下さるに違いありません、ね♪

こうして、観客四人の朗読会がはじまりました。
終わると、向かいの方がにこにことして言われました。
「いやぁ、ありがとう。わしは本が好きでね、孫に読んでやってたんだ」
「そうですか。それじゃお孫さんが、おじいちゃんにまた本を読んでもらいたいと、退院されるのを待っておられるでしょうね」
「ああ、そうだね。・・・明日も読んで下さいね」
「ええ! 明日も明後日も読みます!」
お調子やの私は、武道館での公演が決まったかのように舞い上がってしまいました。

この日の出し物は「ムシの方舟」より「つばさ」です。よかったらのぞいてみてください。

2008-11-09 04:38:42 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

霧の中の紅葉

Hakkodasan.jpg

八甲田山中腹
ひとけもない霧の中
白樺の林と紅葉

思いは幻想の世界にさまよう
この自然の創造主に問う
残された日々を独り生きるすべを

2008-11-05 22:01:36 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

風景 2008年秋

tosi_byoinbandou_mado.jpg

刻々衰えていく夫の脳と肉体
もはや歩くこともおぼつかなくなった夫を 渾身の力で支える時
私の内に 抑えようのない あがらいの波が立つ
傍観者のいかにも知った風な独善に 看護師の横柄さ 冷ややかさに

だが知っている あがらっているのは 
あまりに傷つきやすい 吹けば飛ぶよな惨めな自分自身の魂にだと

そんな時に逃げ込む 病院の窓の外の風景
青い海がひろがっているのでもなく
山々の連なりが臨めるのでもなく たったこれだけの 風景

それでも 無言の風景は 
終わった今日と 明日が来ることへの感謝の思いを取り戻させてくれる
ひょっとしたら 「そりゃ あんたが生きる方便で勝手に思うだけだべさ」と言ってるかもしれないけれども いいのです

こうして元気になるのですから
 

(佐々木和恵)

2008-11-03 02:23:33 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

『生きるとは、自分の物語をつくること』 小川洋子・河合隼雄

      DSC03239.jpg


『生きるとは、自分の物語をつくること』は、多くの物語をつくってきた作家の小川洋子さんと、カウンセリングという場で自分の物語をつくれるように寄り添ってきた、臨床心理学者の河合隼雄さんによる対談です。
この対談はまだ続く予定でしたが、その後河合さんが病に倒れ亡くなったため、小川さんによる「少し長すぎるあとがき」を加えて今年の夏に出版されました。


   

2008-11-02 23:59:24 この記事のURLこころが、ちょっとほっとする地域活用法

秋の夜長 絵本はいかがですか<あこがれの機関車>

若い頃に比べると、文字を読むのがちょっと億劫になってきた、という年代の方におすすめしたい絵本をご紹介しましょう。
<あこがれの機関車>です。

honma_ehon_kikansyahyousi.jpg

と言っても、この絵本は、重厚な色彩の挿絵に文字が書いてありますから、読みやすいか否か、という点では、ちょっと読み難いでしょう。
では何をおすすめしたいのか、と言いますと、この絵本には、こどもの頃に抱いた夢や憧れを思い起こして、新たな新鮮な活力が胸をひたしてくる、そんなパッションがあるのです。

2008-10-29 02:03:37 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

茨城県・八千代町図書館司書、山中治雄さんの生涯 2<山中治雄追悼文集より>

当ブログ2007年08月19日の記事「茨城県・八千代町図書館司書、山中治雄さんの生涯 1<図書館が”ぼっち”になればいい>>」に、本の力を信じ、町のこどもたちの将来のために図書館を作りたいと奔走し、念願の図書館が出来た後、病気で早世された図書館司書、山中治雄さんをご紹介しています。

yamanakasan.jpg
<茨城県・八千代町中央公民館事務室にて '89.6.15>


その山中治雄さんの追悼集が、山中さんの死を惜しむ友人たちの手で、今年の初夏に発行されました。

2008-10-21 14:56:58 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

秋空を仰ぎ見れば

見上げれば蜘蛛も雲見る高き空

流れる雲に
日ごろの憂さも流れゆく

秋空を蜘蛛と一緒に仰ぎ見て
大きく一つ深呼吸

心もいつしか晴れてくる

電線近くのゴミのようなものが蜘蛛です。わかりづらくてスミマセン

(松尾 陽子) 

2008-10-17 17:26:41 この記事のURL誰でも通る、延命治療、終末期医療

側に誰かのいる幸せ

DSC01801.jpg風邪で寝込み、見上げた天井
ふと思う
最期は、ここに家族の顔があって欲しい

―近くの学校から昼休みを告げる鐘の音

愛犬がニュルリと、冷たい鼻を頬に押しつける
(メシ、マダ?)
側に誰かのいる幸せ

(松尾 陽子)

2008-10-06 08:18:58 この記事のURL誰でも通る、延命治療、終末期医療

カウンセラー 永原伸彦さんのまなざし<修正しようとするのではなく、その人の“今”を認める>

十数年前、私はあるボランティア活動に参加するために、研修を受けていました。研修は、一般教養、心理学などのカリキュラムが組まれており、中でも重きをおかれていたのがカウンセリングの講座で、何人もの講師の先生がいらっしゃいました。そのお一人が、永原伸彦先生でした。

どの先生の講座もそれぞれの理念のもと、私たち受講生の体験をも引き出しながら進められ、緊張感と刺激のともなう興味深い勉強でした。
特に永原先生の講座は印象的でした。ご自分の理念を教え与えることに重きをおくのではなく、受講生一人ひとりが話すことを篤実に受け止められ、受講生は、自分が理解されているという安心感、充足感を覚えたのでした。言葉を変えれば、それは、「癒された」というものであったのだろうと思います。

私は、父親の介護の手伝いをしなくてはならなくなり、まもなくそのボランティアをやめ、永原先生の教えを受けることはなくなりましたが、自分が何らかの苦悩を抱えたり、社会に理由なき無差別殺人と言われる出来事が起きた時など、『永原先生だったらどのようにとらえられるだろう・・・』とよく思いました。

今年に入ってから、数人の同世代の友人と集まる機会があり、期せずして一人の人から、普段は真面目にサラリーマン生活を送っていた息子が、突然会社をやめ、引きこもり状態になった、自殺や事件が心配だ、という話が出ました。それを機に、他の人たちからも、そのようなことが身近にあるという話が次々に明かされました。

私は、この日を機に、『身近な人間が、社会に順応できなくて苦しんでいる時、どのように対したらいいか』を永原伸彦先生に伺ってみたいという思いを強くするようになり、このたびその機会を得ました。

2008-09-30 02:23:18 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

クイズ―江戸の絵文字―

頃は、天保年間の日本。
お江戸のお城の主は、精力増強のために食したものからオットセイ将軍との異名を持つ第11代の家斉(いえなり)、年中生姜を食べ趣味に生きた第12代家慶(いえよし)の頃。
江戸幕府も長期政権の弊害を是正するためか天保の改革が行われたり、不作続きの大飢饉・天保の大飢饉と大変な時代。
そんな時代ではありましたが、江戸の庶民の暮らしはと覗いてみると……
高級なすしを売っている職人を捕らえたなどという話も伝わっているようで、それなりに平和を満喫していたようです。
また、江戸時代の小学校ともいえる寺子屋の数が増加したのも、この天保年間と言われています。
そして、なんとこの時代にも「絵文字」があったのです!!

2008-09-08 16:07:14 この記事のURL誰でも通る、延命治療、終末期医療

エゴグラムをやってみませんか ―  自分への気づきをちょっと深める (その1) 


“エゴグラム”をご存じでしょうか。
これは交流分析という心理療法で使うものですが、自分への気づきを深めるために、さまざまな場所で使われています。
やったことのある方もいらっしゃることでしょう。


交流分析では、私たちはそれぞれのこころに3つの部分をもっており、それが思考・感情・行動のもとになる考えます。
3つとは、P、A、C。さらにPはCPとNP、CはFCとACに分かれます。
この5つの部分がいま、どういう状態で、どのエネルギーが強いのかを折れ線または棒グラフで表したものが、エゴグラムです。

2008-09-06 01:02:16 この記事のURLこころが、ちょっとほっとする地域活用法

電話相談ボランティアの話


きょうは、かつて8年間(といっても、月に数回の担当ですが)電話相談員をしていたときをふりかえって、電話相談ボランティアのことをお話しさせていただこうと思います。


電話をかけてこられた方にどう対応したのかという具体的な内容については、ご存じのように守秘義務のためふれることはできませんが、自分ができていなかったことを反省しつつ、電話相談員に必要なのではと思うことをいくつか書いてみます。
僭越ですが、電話相談に関心をお持ちの方の何かの参考にしていただけたら幸いです。


一口に電話相談といっても、人間関係・病気・仕事・生きづらさといった悩みなどのこころに関する相談、消費生活問題相談、法律相談、医療相談ほかさまざまですが、ここではこころに関する相談の場合としてご理解ください。

2008-09-01 01:12:58 この記事のURLこころが、ちょっとほっとする地域活用法

あなたのこれからのヴィジョンは?

これからの将来、こうしたい、そんなヴィジョンをあなたはお持ちですか?
私は残念ながら、まだ具体的に描けずにいます。
参加型の講座などを通して、私のような女性たちにヴィジョンを描けるようにサポートしている講師・山本由紀子さんをご紹介します。
8月16日付の当ブログ【「ワンページメモ」で自己紹介がうまくいく!】の講師でもありました)

MrsY.jpg

人材育成コンサルタントの山本さんは(有)AVM東京という会社の代表取締役でもあります。
社名のAVMは、Activate your Vision & Mind 。
Aあなたの Vヴィジョンを Mみがきます と、日本語訳の語呂合わせもバッチリの社名です。

山本さんは「日本とアジアの女性にコミュニケーション力を磨くことで自分に自信を持ってもらいたい。そして持っている能力を十分に発揮してほしいんです」とおっしゃいます。

「日本とアジア」?! 「コミュニケーション力を磨くことで自信」!? 頭の中に?マークがいっぱい。詳しく知りたくなりました。

【山本さんのプロフィール】
ここでまず、プロフィールをご紹介します。
大学卒業後、九州の生協に就職。漠然と女性の働きやすい環境を作る仕事がしたいなと思っていたそうです。生協職員として13年間勤務。その最後の時期の2年間、仕事でインドに赴任。

赴任先のインドでは、アジア太平洋地域の協同組合における女性リーダーを育成する仕事に関わっていました。その頃、女性たちと仕事をするのが好きだし、自分の軸を見つけてヴィジョンが持てるように支援する仕事が好きだなと実感。そんな人材育成の仕事をしたいと、思ったそうです。

帰国後、社員教育する企業に勤めてさらにキャリアを積み、独立。
現在は生協をメーンとして、行政でも再就職、再就業支援の講座を担当。また企業内の女性のキャリアアップ支援や、仕事と子育ての両立支援をされています。

【コミュニケーション力を磨くことで自信!?】
「コミュニケーション力というとき、ふつうは他者とのことと考えますが、私はもう1つ自分とのコミュニケーション力があると思うんです。こちらをまずは、もっと磨いてほしいんです」。

「自分自身との対話、それがコミュニケーションで、その対話力を磨けば、自分が何を大切にしたいか、何が好きか、何が得意かなどがわかってくる。そうすることで「自分の軸」がはっきり見えてきます。「自分の軸」が見えれば、将来に向けてのヴィジョンも描けるようになるんです。
それに自分を知ることは、自信にもつながります。自信を持てたら、新しい一歩が踏み出せるだろうに、もったいないなぁと思う人が多いですね」。

「軸を見つけて自信が持てれば、向かおうとする方向にもっと力が発揮できる。チャレンジしていく力にもなる。再就業、再就職、ボランティアなど、自分が一歩を踏み出す時に、それが一番早道ではないか」と言います。

【講座などの場の力を借りて、自分とコミュニケーション】
20代の頃、生き生きしている人と、残念ながら今そうじゃない人とはどこが違うんだろうと考えていたそうです。そんな思いと、自分をよく知ろうとすることで見えてきた「自分の軸」。そこから将来に向けて見えてきた自分のヴィジョン。

そんな山本さん自身の経験から、生き生き暮らすために、女性たちにこの「自分の軸」を見つけてほしいと考え、さまざまな切り口で講座を開いています。当ブログでご紹介した「ワンページメモで自己紹介〜」の講座もその1つ。

ふだんの生活の中では、なかなか自分と向き合いづらいですが、講座でのワークショップだと、与えられた時間と場があるおかげで、腰を据えて自分とコミュニケーションをとることができました。「そうだったのか」という自分の意外な一面にも気付かされました。

私が参加したのは立川市女性総合センター・アイムで開催した講座でしたが、パルシステム東京でも、講座を毎年開催しています。

「生協さんという組織は、とくに受け皿がいっぱいあるので、講座終了後の具体的な一歩を踏み出す場も豊富です。それと、こういう講座は、自分をさらけ出す部分があるので参加するには勇気がいるけど、その分興味、関心が同じ仲間同士でつながりやすい。結びつきも強いようです」とおっしゃいます。

ご自分の軸を見つけ、ヴィジョン通りの仕事を今突き進んでいるから、山本さんは元気いっぱい、生き生きしてるんだなぁと、納得!
ちなみに、「暑いところが大好き。それにアジアは私にとって、身近な存在です。暑いアジアの国で、のんびりしながら仕事をしていたいというのが60歳以降のヴィジョン」。だから、前出の「日本とアジアの女性に〜」となるのですね。
ヴィジョンを描ききれない方、迷っている方、山本さんの講座に出会ったら、是非参加してみてください。
(吉田和子)

2008-08-31 12:46:08 この記事のURL地域デビューでキラリ輝く


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